決算に際して、経過勘定項目や、引当金の計上を行いますが、当該処理に際して、”逆仕訳”を用いて入力することが可能です。
”逆仕訳”機能とは、一般会計(GL)の伝票入力パターンの一種で、入力した仕訳伝票を、翌月に振り戻す処理を自動的に実施する機能となります。
※翌月での振り戻しですが、古いJDEのバージョンですと、翌会計月の初日を振戻日として、逆仕訳計上を行いますが、最新のバージョンでは、翌会計月初日もしくは月末日を選択することが可能となっています。
〜仕訳入力の例〜
元帳日付 [2012/3/31]で入力を実施
(借方)前払利息 5,000 (貸方)支払利息 5,000
上記の仕訳を”逆仕訳”機能を用いて入力し、転記処理を実施すると、自動的に次の仕訳が作成されます。
元帳日付 [2012/4/1]
(借方)支払利息 5,000 (貸方)前払利息 5,000
※ 最新バージョンでは、逆仕訳の日付については、翌会計月の末日にすることも可能です。